カヤックをルーフに乗せて運ぶ
暑い時期に現地でカヤックを組み立てるのはなかなかしんどいです。
ですので、ファルトカヤックですがカートップして運んでいます(そもそも車内は寝床と他の道具でいっぱいになっているので積むスペースがないです)。
重量20kgの船体を1人でルーフに上げるにはキャリアに工夫が必要です(2人なら不要)。
INNOでボート搭載キット(スライダー)が販売されていますが結構なお値段です。アルミボートなど重量のある船の場合は必要でしょうが、カヤック程度ならイレクターパイプで自作したもので十分です(INNOは自分の車に合うか分からないし。。。)。
下の写真のように船を使う時だけ既存のキャリアーに付け足します。
イレクターパイプを鳥居のように組んであります。アンテナやドア開口時の干渉を考慮して車に合った形に組んであります。
スポンジが付いている部分は車の屋根に傷が付かないようにするためのもの(この部分に船は接しません)。
一番後ろ側に円筒状の発泡スチロールを使っていてローラーの役目を果たします(船が接する部分)。
横から見た写真。
前のルーフキャリアー3つを使いロープとゴムバンドで船を固定します(前ロープ、中ゴムバンド、後ゴムバンド)。
他に船の先端と最後尾も固定(合計5か所で固定)
鳥居型の船搭載スライダー固定部拡大写真。
重要なのはこの部分。スライダーを既存のキャリアーと固定しているところです。
始めはクサリを使っていましたが屋根に傷が付くので、最近はタインベルト2本とローブ2本の合計4本で固定するようになりました。
とりあえず高速で120km/hで追い越しをかけたときは大丈夫でした(常に120km/h以上はダメかも)
後部固定写真。
発泡ロールをそれなりに下部方向に抑えつけているので、スライダーは走行中にバタバタと動くことはありません。
前方固定写真。
全風圧をほぼこの一点で受けることになるので、一番重要な固定箇所かも。しっかりと固定します。
先端、最後尾、真ん中3カ所でがっちり固定します。
ちなみにキャリアーは1番前側がホンダ純正キャリアー、2番目と3番目はINNOのキャリアーです(ホンダ純正は前側にかたよりすぎるため、補助目的で2つあるうち前用の1つしか使っていません。(本命は2番、3番のINNOキャリア)。